2026年7月18日、Appleは日本でiPhoneをはじめとする一部製品の価格改定を実施しました。

Apple公式サイトを確認すると、エントリーモデルのiPhone 17e(256GB)が10万7,800円からとなり、ついに現行の新品iPhoneから「10万円以下」の選択肢が見当たらない状態になっています。

「手頃なiPhoneを買おうと思ったら、もう10万円を超えている」

そんな驚きの声が広がるのも無理はありません。

もちろん、値上げされたからといって焦って買う必要はありません。

大切なのは、これまでと同じ感覚で機種を選ばず、新品・中古・下取り・Androidまで含めて選択肢を広げること。

では、なぜ日本で価格が上がったのか

そして今からiPhoneを買うなら、どの選択が最も現実的なのでしょうか。

ここから一つずつ整理していきましょう。

iPhoneが日本だけ値上げされた理由とは?

まず大きなポイントになるのが、円安です。

Apple製品は米ドルを基準に価格が決められているため、円安が進むと日本円での販売価格は上がりやすくなります。

そのため、海外では価格が変わっていなくても、日本では値上げになったように見えるケースがあります。

 

さらに近年は、DRAMやNANDなどメモリー関連部品の価格上昇も続いており、製造コスト全体が上がっていることも背景の一つとみられています。

2026年6月にはMacやiPadなどでも価格改定が行われましたが、この時点ではiPhoneは対象外でした。

そして今回、iPhoneにも価格改定が適用されたことで、多くのユーザーが「ついにiPhoneまで値上げされた」と実感する結果になりました。

「日本だけ値上げされた」と話題になっていますが、正確には日本市場の為替や販売環境に合わせて価格が見直されたという見方が適切でしょう。

つまり、日本だけが特別扱いされたというより、日本の市場環境が価格に反映されたというわけですね。

値上げで何が変わった?新旧価格を比較

まず確認しておきたいのが、現在の価格です。

Apple公式ストアで確認できる主な価格は次のとおりです。

ここにテキストを入力

  • iPhone 17e(256GB):10万7,800円から
  • iPhone 17(256GB):14万2,800円から
  • iPhone 17 Pro(256GB):19万4,800円から

 

最も大きな変化は、エントリーモデルのiPhone 17eまで10万円を超えたことです。

10万7,800円と聞くと「少し超えただけ」と感じますが、ケースや保護フィルム、AppleCare+などを追加すると、実際の支払額はさらに膨らみます。

家族で2〜3台を買い替える家庭なら、その差は数万円では済みません。

 

今回の値上げで大きく変わったのは価格だけではありません。

「新品でも10万円以下なら選びやすい」という心理的な逃げ道がなくなったことが、多くの人にとって一番大きな変化ではないでしょうか。

「10万円以下消滅」に広がるネットの反応

価格以上に、多くの人が引っかかっているのは「本当にそこまで払う価値があるのか」という点です。

今回の値上げを受け、SNSでは次のような声が数多く見られます。

  • 「もうiPhoneは高すぎる」
  • 「次はAndroidにするかも」
  • 「中古で十分じゃない?」

 

ただ、多くの人が気にしているのは、単純に価格が上がったことだけではありません。

ここ数年のiPhoneは確実に性能が向上しています。

しかし、LINEやSNS、動画視聴、ネット検索が中心なら、数年前のモデルでも十分満足できる人は少なくありません。

「まだ使えるのに、新品だけどんどん高くなる」

このギャップが、「そこまで払って買い替える必要があるのだろうか」という疑問につながっているんですよね。

一方で、Apple WatchやAirPods、Macとの連携、iCloudのデータ管理など、Apple製品を使い続けてきた人ほど簡単にはAndroidへ移れません。

だからこそ、「高いなら買わなければいい」と割り切れない人が多いのでしょう。

離れたくても離れにくい環境だからこそ、値上げへの不満が大きくなっているのかもしれません。

今から買うなら新品・中古・Androidどれが正解?

ここで大切なのは、「どれが一番安いか」ではありません。

何年間使う予定なのかを基準に選ぶことなんです。

新品がおすすめの人

  • 4〜5年以上使う予定
  • バッテリー性能を重視したい
  • 長期保証を付けたい

購入時の負担は大きくなりますが、長く使えば年間コストは抑えられます。

中古・整備済み品がおすすめの人

  • 価格をできるだけ抑えたい
  • 最新モデルにこだわらない
  • 1〜2世代前でも十分

 

購入時は次のポイントを確認しましょう。

  • バッテリー最大容量
  • 本体やカメラの状態
  • 修理歴
  • 保証の有無
  • ネットワーク利用制限

 

安さだけで選ぶと、結果的に修理代で高くつくケースもあります。

キャリアの返却プログラムがおすすめの人

  • 2年程度で買い替えたい
  • 常に新しいモデルを使いたい

 

月々の負担は抑えられますが、端末は最終的に返却する仕組みです。

「購入」というより「利用料」と考えた方がイメージしやすいでしょう。

 

Androidがおすすめの人

  • Apple製品との連携をあまり使っていない
  • コストを重視したい
  • カメラや充電性能を重視したい

一方で、Apple WatchやMacを日常的に使っている人は、端末価格だけで判断すると使い勝手が変わる可能性があります。

価格だけで決めるのではなく、普段の使い方まで含めて考えることが大切ですね。

iPhoneはこれからも値上がりする?今後の見通し

気になるのは、今後も値上げが続くのかという点ではないでしょうか。

今後も値上げが続くとは断言できません。

円高になれば価格が見直される可能性もありますし、逆に部品価格や為替次第ではさらに調整される可能性もあります。

 

だからといって、「もっと高くなるかもしれないから今すぐ買う」という判断はおすすめできません。

今使っているiPhoneに不満がないなら、そのまま使い続けることが最も経済的な選択です。

 

一方で、近いうちに買い替えを予定しているなら、Apple公式だけでなく、中古市場やキャリアのキャンペーン、下取り価格も含めて比較する価値があります。

 

今回の価格改定で変わったのは、iPhoneの値段だけではありません。

「新品を買う」が当たり前だった時代から、「どう買うか」を考える時代へ変わったとも言えます。

新品を長く使うのか。

状態の良い中古を選ぶのか。

返却プログラムを利用するのか。

それともAndroidへ乗り換えるのか。

 

選択肢は一つではありません。

だからこそ、価格だけに振り回されず、自分に合った買い方を選ぶことがこれまで以上に大切になりそうです。