電気代が上がり続けて、停電のニュースも珍しくなくなってきた2026年。

「うちは大丈夫かな」とぼんやり思いながらも、何から手をつければいいかわからない方も多いのではないでしょうか。

実は、カセットコンロと土鍋があれば「電気がなくてもご飯が炊けるというシンプルな答えがあるんです。

難しい話は抜きにして、道具の選び方から炊き方まで、順番にお伝えしていきます。

2026年のエネルギー不安と炊飯の課題

日本はエネルギーのほとんどを海外からの輸入に頼っています。

LNG(液化天然ガス)や石炭を大量に買い付けて電力を作っているので、国際情勢がちょっと揺れるだけで電気代に響いてきます。

2025年から2026年にかけて原油・ナフサ価格の高止まりが続いていて、中東情勢など地政学的なリスクも収まる気配がありません。

「電気代が高くて家計が苦しい」という感覚は、こうした世界規模の動きと地続きになっているわけです。

炊飯器って、実は家電の中でもそこそこ電気を使うものなんです。

1回炊くだけで約0.2〜0.3kWhを消費するとされていて、家族4人分を毎日炊けば月に数十kWhになります。

停電が長引いたとき、一番困るのが「ご飯が炊けない」という問題で、過去の震災でも非常食だけに頼らざるを得ない状況が各地で起きました。

南海トラフ地震が起きた場合、政府の想定では電気の復旧に数週間から場合によってはそれ以上かかる可能性があります。

非常用発電機や蓄電池を持っていても、炊飯器を毎日動かすには相当な容量が必要です。

それよりも「電気をまったく使わない炊飯手段」を普段から持っておく方が、ずっと現実的な備えになるんじゃないかと思います。

もう一つ気になるのが、IHや炊飯器に完全に頼り切っていて、カセットコンロで火を扱った経験がほとんどないという家庭が増えていること。

いざというときに慣れない道具を使おうとしても、うまくいかないことの方が多いですよね。

だからこそ、日常の中で少しずつ練習しておく価値があるのではないでしょうか。

エネルギー供給と情報の空白

ニュースでは「原油不足」「ナフサ不足」という言葉をよく聞くようになりました。

でも「だから家庭では何をすればいいのか」という具体的な話になると、とたんに情報が少なくなります。

政府の広報でも「非常食を備蓄しましょう」とは言うものの、電気やガスに依存した炊飯をどう乗り越えるかという部分は、あまり触れられていないのが現状です。

公的な案内が来るのを待っていても、家庭レベルの細かい話はなかなか届かない。

そのギャップを埋めてくれているのは、実際に土鍋炊飯を試した人たちの体験談だったりします。

「カセットコンロ1本で数日分のご飯を確保できた」「思っていたより簡単だった」という声は、役所の案内よりずっとリアルに刺さりますよね。

カセットボンベ1本(約250g)で3〜4時間連続して使えるとされていて、2〜3合のご飯なら数回分を十分に賄えます。

さらに土鍋は蓄熱性が高いため、火を止めた後も余熱でじっくり仕上げられます。

ガスを使う時間を短くしても美味しく炊けるので、燃料の節約にもなるというのは、正直ちょっと驚きではないでしょうか。

失敗しない炊飯土鍋の選び方

土鍋と一口に言っても、種類によって火加減の難しさや使い勝手がまったく違います。

初心者の方が失敗しやすいのは「中の状態がわからないまま炊き続けてしまう」こと。

そこをカバーできる設計かどうかを軸に、使いやすいものを5つ選んでみました。

HARIO フタがガラスのご飯釜 2〜3合

土鍋炊飯でよくある失敗は、「沸騰しているかどうかわからなくて、火加減を変えるタイミングを逃す」というものです。

HARIOのご飯釜は蓋が耐熱ガラス製なので、蓋を開けずに中の状態を目で確認できます。

泡が出てきたら弱火に切り替える、というタイミングが視覚でわかるので、感覚ではなく「見て判断できる」点が初心者には大きなメリットです。

日本製の耐熱素材で直火・ガス火に対応、2〜3合サイズで少人数家庭にちょうどいいサイズ感です。

「初めての土鍋でも焦がさずに炊けた」「おこげの様子も確認できるのが便利」という声があります。

ガラス蓋というだけで、これほど安心感が変わるとは思わなかった、という方も多いのではないでしょうか。

 

三鈴 ごはん鍋 3合炊き(萬古焼)

三重県・伊勢の老舗メーカー・三鈴が作る萬古焼の土鍋です。

萬古焼は遠赤外線効果に優れた焼き物で、米粒の芯まで均等に熱が通ります。

炊飯器のように蒸気で炊くのとは熱の伝わり方が違うため、米本来の甘みが引き出されやすいとされています。

付属のレシピには「中火→弱火→蒸らし」というシンプルな手順が書かれていて、ガスコンロが初めてという方でも再現しやすい設計です。

889件以上のレビューが集まっていて、その多くが「失敗しなかった」「炊飯器を使わなくなった」という内容です。

これほどの件数がそろって高評価というのは、やはり信頼できる一台と言えるでしょう。

 

菊花 銀峯 GINPO ごはん土鍋 3合(萬古焼)

こちらも萬古焼の定番モデルで、GINPOシリーズとして長く愛されてきた土鍋です。

「計量カップ不要・火加減不要」という設計が最大の特徴で、細かい調整が苦手な方でも使いやすくなっています。

2〜3人家族向けの1.8Lサイズで、炊き上がったご飯はレンジで温め直せるため、おひつ代わりとしても使えます。

369件以上のレビューでは「火加減を気にしなくていいのがラク」「香ばしいおこげができた」という感想が目立ちます。

はじめの一台として選ばれやすい、取り扱いやすいモデルです。

「計量も火加減も不要」というのは、忙しい日常にもすっとはまる設計ではないかと感じます。

 

KINTO KAKOMI 直火土鍋 1.2L / 2.5L

北欧テイストのシンプルなデザインで、食卓にそのまま出せる見た目が特徴です。

1.2L(1〜2人用)と2.5L(3〜4人用)の2サイズがあり、家族構成に合わせて選べます。

蓄熱性が高く、火を止めた後に蓋をしたまま置いておくだけでじっくり仕上がります。

「毎日使いたくなるデザイン」という声が多く、道具として気に入れば習慣が続くという点でも選ぶ価値があるでしょう。

楽天のランキングで繰り返し上位に入る人気モデルです。

見た目がいいと、使うのが楽しくなる。それが習慣につながるというのは、意外と大事なことだと思います。

 

ハレとケ ごはん鍋 萬古焼 三合炊き(&NE)

日本製の萬古焼で、竹しゃもじが最初から付属しています。

直火・オーブン・レンジと複数の加熱方法に対応しているので、「普段はガスコンロ、緊急時はカセットコンロ」という使い分けがしやすいです。

羽釜風のデザインが熱効率を高める構造になっていて、2人家族の3合炊きにちょうどいいサイズ感です。

「複数の加熱方法に対応しているので場面を選ばない」「竹しゃもじがセットで届くのがうれしい」というレビューが見られます。

一台で何役もこなせるというのは、キッチンをすっきりさせたい方にも向いているのではないでしょうか。

 

カセットコンロ

我が家は家族5人なので、予備も含めて2つ防災用で持っています。

普段そんなに出番はないですが(冬場の卓上での鍋ぐらい)もともとガスのキッチンなので子供たちも付け方や注意点も分かってくれています。

オール電化が増えて、ガスで料理をする場面を見た事がないというお子さんも増えているようですね。

災害時に活躍必須のガスコンロ、日常使いも含めて使用してみるのもいいと思います。

 

イワタニカセットガス 12本組
価格:3,079円(税込、送料無料) (2026/5/3時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

楽天で購入

 

米の鮮度を守る保存と研ぎの必須道具

良い土鍋を用意しても、使うお米の状態が悪ければご飯の仕上がりに影響します。

研ぎ方ひとつで米の臭みが変わりますし、保存状態が悪ければ虫が湧いたり味が落ちたりします。

土鍋と合わせて整えておきたい道具を、研ぎと保存に分けてご紹介します。

 

逸品物創 ステンレス米研ぎボウル 18cm(燕三条)

新潟県・燕三条は刃物や調理器具の産地として有名な地域です。

このボウルは内側の槌目(つちめ)加工が米を優しく擦りながらヌカを効率よく落とす設計で、コンパクトな18cmサイズは1〜2合の少量研ぎに向いています。

水切り穴が付いているので研いだ後の作業もスムーズで、食洗機にも対応しています。

「少量の研ぎが楽になった」「水切りが早くてヌカ臭が残らない」という感想が多く見られます。

産地にこだわった道具というのは、使うたびに少し気持ちが上がるものではないでしょうか。

私もお玉を長い年月使用してます~やっぱり使いやすいです。

 

小久保工業所 ぐるぐる舞米(まいまい)

冬場の米研ぎって、水が冷たくてちょっとつらいことがありますよね。

「ぐるぐる舞米」は水を流しながらボウルを回すだけで米が自動的に洗われていく、水流式の米とぎボウルです。

手が米に直接触れる時間が減るので、冷たさや手荒れが気になる方に向いています。

軽くてかさばらず、子どもと一緒に使えるという声もあります。

「くるくる回すだけで意外とちゃんと洗える」という感想が多く、米研ぎが億劫な方にとって心強い一品です。

 

山崎実業 tower 密閉米びつ(5kg・10kg)

towerシリーズは白・黒のシンプルなデザインでキッチンに馴染みやすいのが特徴です。

計量カップ付きで袋ごと入れられるモデルもあり、湿気・虫・臭いをしっかりブロックします。

シンク下に収まるサイズ設計のものもあって、限られたスペースでも使いやすいです。

「密閉性が高くて米の状態が長持ちする」「計量カップが一体になっているのが地味に便利」という評価が目立ちます。

毎日使うものだからこそ、見た目と機能を両立した選択ができるのはうれしいところです。

 

環境技研 米ガード お米保存袋

長期備蓄を考えるなら、保存容器にこだわる意味があります。

米ガードは極厚アルミ素材に脱酸素剤を組み合わせることで袋内をほぼ無酸素の状態に保ち、光・酸素・虫・カビをまとめてシャットアウトします。

5kgから30kgまでサイズが揃っていて、まとめ買い備蓄に向いています。

「米を長期保存したいときの安心感が違う」という声があり、累計2万個を超えた実績がある商品です。

備蓄を「食材の管理」として真剣に考えるなら、一枚持っておいて損はないでしょう。

 

エステー 米唐番 お米の虫除け

米袋を開けたら虫がいた、というのはかなりショックな体験です。

米唐番は天然成分ベースの防虫剤で、米びつや袋の中に吊るすだけで使えます。

一度セットすると4〜8ヶ月ほど効果が持続するため、こまめな交換が不要です。

食品成分ベースなので子どもがいる家庭でも使いやすく、「これを入れてから虫が出なくなった」という声が多く見られます。

シンプルに吊るすだけというのは、備蓄管理が苦手な方にとってもハードルが低くていいですよね。

 

 

土鍋炊飯を軸にした備蓄の始め方

土鍋炊飯は難しい技術ではありません。

浸水・中火で沸騰・弱火で10〜12分・火を止めて15分蒸らす、この手順を一度やってみればだいたいの感覚はつかめます。

最初に少し失敗しても、「次は水を減らしてみよう」「蒸らしを長くしてみよう」という調整ができるようになれば、あとは自然と慣れていきます。

週に一度でも土鍋でご飯を炊く習慣を持っておくと、道具の使い方が体に染み込んでいきます。

停電などで急に炊飯器が使えなくなったとき、「とりあえず土鍋で炊けばいい」と思えるかどうかは、経験の積み重ねから生まれるものです。

頭でわかっていても、やったことがないと本番では焦ってしまうもの。

米の保存環境をセットで整えておくと、より備えとして機能します。

密閉米びつや保存袋に5〜10kgを常にストックして、使ったら補充するローリングストック方式にしておくと、気づいたら古いお米しかなかった、という状況を防げます。

特別なことをするのではなく、日常のちょっとした工夫の積み重ねが、いざというときの余裕につながるのではないでしょうか。

まとめ

カセットコンロと土鍋の組み合わせは、停電時の備えとしてだけでなく、日常の食卓をちょっと豊かにしてくれる道具でもあります。

特別な技術は必要なく、まず一度炊いてみることが一番の近道です。

意外と簡単でビックリしますよ!

電気に頼らない炊飯の選択肢を持っておくことが、これからの暮らしのレジリエンスにつながっていくんじゃないかと思います。