俳優・アイドル・モデルとして活躍しながら、今も高校生として学業と両立している越山敬達さん。

16歳とは思えない活躍ぶりに、驚かされる人も多いのではないでしょうか。

カンヌ国際映画祭に出品された映画の主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞。

さらに新アイドルグループのメンバーとしてもデビューを果たすなど、その活動範囲は留まるところを知りません。

画像引用:モデルプレス

華やかなキャリアの裏に、ごく普通の学生としての日常がある。

今回はそんな越山敬達さんの学歴・経歴や、芸能活動と学業を両立してきた歩みを、本人の言葉を交えながら辿っていきたいと思います。

越山敬達の経歴と学歴の歩み

子役時代の小さな一歩から、今や日本映画界でも注目を集めるほどに成長した越山敬達さん。

そのキャリアは、ある偶然の出会いから始まりました。

学業との関係も含めながら、ここではこれまでの歩みをざっくり振り返ってみます。

 

①デビューのきっかけ:保育園年長でのスカウト

越山敬達さんがスターダストプロモーションと出会ったのは、保育園の年長時のこと。

家族と一緒に新宿を歩いていたとき、スカウトの声をかけられたのがきっかけでした。

当時はまだ幼く、芸能界のことなんてほとんど知らない年齢です。

「VS嵐みたいな番組を見て、楽しい仕事でお金がもらえると思った」という本人の言葉が、そのあどけなさをよく表しているように感じます。

正直、このエピソードを読むたびに、なんとも微笑ましい気持ちになりますよね。

家族で話し合ったうえで所属を決め、最初はCMを中心にキッズモデルとして活動をスタートさせました。

ただ、いざ入ってみると「簡単にお仕事が決まるわけではない」と気づいたといいます。

夢見がちな動機からスタートしながら、すぐに現実と向き合って努力することを身につけていった。

その経験が、後のストイックな姿勢の土台になっているのかもしれません。

小学3年生になると、EBiDANの育成プロジェクト「BATTLE KiDS」に参加してダンスを本格的に開始。

その後、研究生グループ「EBiDAN NEXT」として活動しながら、2021年には期間限定ユニット「CZ’21」にも参加し、オリジナル曲「Inside The Mirror」をリリースするなど、アーティストとしての基盤をこの頃から積み上げていきました。

 

②中学時代:ドラマ主演と学業の並行

俳優活動が本格化したのは2020年頃のこと。

ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』などへの出演で、少しずつ注目を集めていきます。

2023年にはBS-TBSドラマ『天狗の台所』で主人公の弟・飯綱オン役を担当。

メインキャストとして連続ドラマに挑んだこの経験は、越山さんにとって大きな転機となりました。

画像引用:スターダストプロモーション

さらに2024年、映画『ぼくのお日さま』では吃音を抱える少年タクヤ役でオーディションを勝ち抜き、映画初主演を果たします。

フィギュアスケートをゼロから半年以上練習するという、相当ハードな役作りを経て完成したこの作品は、第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品。

国内でも第49回報知映画賞新人賞、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第98回キネマ旬報ベスト・テン新人賞、そして第48回日本アカデミー賞新人俳優賞と、主要な新人賞を次々と受賞しました。

まだ中学生だった彼が、日本映画界に確かな足跡を残した瞬間でした。

これだけの受賞歴を中学生のうちに築いてしまうとは、正直驚かされます。

学歴については、公式プロフィールに具体的な学校名は一切掲載されていません。

小学校・中学校・高校のいずれも非公開で、プライバシー保護の観点から詳細は伏せられています。

東京都出身ということから都内の学校に通っていたとみられますが、それ以上のことは現時点では確認できない状況です。

 

③高校進学:2025年春からの新生活

2025年4月、越山敬達さんは高校進学を自身のブログとInstagramで報告しました。

「高校生になりました」「4月から高校生になり、16歳になった」という言葉とともに、新しいステージへの期待感が伝わってくる投稿でした。

高校の学校名もやはり非公開です。

ファンの間では芸能活動に理解のある都内高校(芸能コースのある学校や通信制・単位制高校の可能性)という見方が一般的ですが、確定情報はありません。

芸能人の学業事情って、なかなか外からはわからないものですよね。

2025年12月にはスターダストの新プロジェクト「VOKSY DAYS」(8人組ボーイズグループ)の結成が発表され、2026年2月2日にはデビュー曲「Light It Up」をリリース

同月21日にはデビューショーケースも開催され、高校生活と並行したアーティスト活動がいよいよ本格的に動き出しました。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

越山敬達(@keitatsu_koshiyama_official)がシェアした投稿

中学時代の撮影と勉強の両立

「学校、EBiDAN、俳優の仕事を通して、たくさんの大切な思い出が詰まっています」

これは越山敬達さんが中学卒業の頃に自身のブログに書いた言葉です。

多忙を極めた3年間でありながら、その時間を「充実していた」と振り返れるのは、頑張り続けてきた証拠でしょう。

具体的にどんな苦労があったのか、もう少し掘り下げていきます。

 

ドラマ「天狗の台所」の撮影と夏休みの活用

2023年のドラマ『天狗の台所』の撮影では、主に夏休みの期間を集中的に使うことで、学業への影響を最小限に抑える工夫がされていたといいます。

「夏休みの1ヶ月まるまる撮影期間だった」というエピソードが残っており、夏休みをそのまま仕事に充てるという、なかなかタフなスケジュールだったわけです。

普通の中学生が友達と遊んでいる夏休みに、越山さんは現場でキャラクターを生きていた。

それだけ聞くと相当ストイックに見えますが、本人はオールアップの瞬間をSNSで喜びとして発信していて、決して辛そうな様子はありませんでした。

ただ「仕事だけでよかった」というわけでもなさそうです。

撮影期間中も、学校の合唱コンクールの練習を「休みたくない」と思っていたというエピソードが残っています。

友達と過ごす時間、クラスの行事、そういった普通の学生としての日常を、彼はやっぱり大切にしたかったのでしょう。

この姿勢、なんだか心を打たれませんか?

 

映画「ぼくのお日さま」撮影と身体的な成長

中学時代の両立エピソードとして特に印象的なのが、映画『ぼくのお日さま』の撮影です。

役のためにゼロからフィギュアスケートを習得するべく、学校帰りにリンクへ直行する日々が続きました。

半年以上にわたって自分を追い込み続けた結果、撮影開始から公開までの間に身長が10cm以上伸び、声変わりも経験するという、少年から青年へのまさに転換期と重なりました。

インタビューでは「勉強をいっぱいして頭良くなろうと思うけど、体が動かない(笑)」という言葉も残っています。

笑って話しているその一言に、忙しさの中での葛藤がにじんでいる気がします。

でもそれを重く受け止めすぎず、ちょっとした笑い話にできる人間性があるからこそ、ファンから「応援したい」と思われるのかもしれません。

「友達との時間がリフレッシュになる」とも語っており、仕事漬けの毎日の中で、学校生活が精神的な支えになっていた様子も伝わってきます。

画像引用:KUKKA

中学3年間を振り返るブログの言葉

中学卒業のタイミングで書かれたブログには、「みんなさんが、たくさんの幸せをくれました!ありがとう」という感謝の言葉が並んでいました。

EBiDANの仲間だけでなく、学校の友人や先生への感謝も込められているようで、どれほど多忙でも学校という場所を大切にしていた姿勢が伝わります。

普通の中学生として学校行事に全力を尽くし、夏休みには撮影に集中し、スケートリンクで役のために体を動かし続ける。

そんな3年間を「たくさんの大切な思い出」と言い切れる16歳は、そうそういないのではないでしょうか。

画像引用:ナタリー

高校進学後の変化と今後の目標

高校という新しいステージに立った越山敬達さんが、どんな変化を経験し、どこへ向かおうとしているのか。

本人の言葉や最近の活動から、その姿を追っていきます。

画像引用:山陽新聞

高校入学後の心境と活動の変化

「高校生になって、ようやく今の環境に慣れてきました」というブログの言葉が印象的です。

どれだけ場数を踏んでいても、新しい環境に飛び込めば緊張するし、慣れるまでには時間もかかる。

その等身大の言葉が、越山さんの誠実さをよく表しているように思います。

高校入学後も活動の密度はまったく落ちていません。

ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(2025年)では生徒役を演じ、現場の雰囲気が話題に。

また学校では「周囲から作品の感想を言われる機会が増えた」と本人が語っており、俳優として認知されている自分を身近な環境で実感する場面も出てきたようです。

2026年2月にはVOKSY DAYSとしてデビュー曲をリリースし、ショーケースを開催。

4月にはRakuten GirlsAward 2026 SPRING/SUMMERのステージにも立ちました。

TBS日曜劇場『GIFT』への出演も発表されており、俳優・アイドル・学業という三足のわらじを履きながら、それでも前を向いている姿には、純粋にすごいと感じます。

これだけの活動を16歳でこなしているとは、同世代の若者たちにとっても大きな刺激になるのではないでしょうか。

「唯一無二の俳優」を目指す言葉の重み

越山敬達さんがインタビューで繰り返し語るのが、「唯一無二の俳優になりたい」という目標です。

映画『ぼくのお日さま』関連のインタビューでは「この役は自分じゃなきゃだめだと、観た方に思ってもらえるような俳優になりたい」とも語っています。

これは単純に「有名になりたい」という言葉とは、少しニュアンスが違います。

自分にしか宿せない何かを、作品の中に刻みたいという意志のように聞こえます。

スケートをゼロから猛練習した役作りの姿勢は、まさにその言葉を体で示したものだったのでしょう。

アーティスト活動についても「俳優業と並行してマルチに活躍したい」という意欲を明言していて、EBiDANの先輩であるM!LK佐野勇斗さんを目標に挙げています。

ただ「まずどちらかで成果を出してから両立を目指す」という現実的な視点も持っており、16歳にして地に足のついた考え方をしているのが伝わります。

夢を語りながらも、きちんと足元を見ている。そのバランス感覚こそが、彼の強みなのかもしれません。

 

ファンが惹きつけられる人間性の理由

越山敬達さんの活動を追っていると、「応援したくなる」という感覚の正体が少しずつわかってくる気がします。

華やかなキャリアだけでなく、ストイックさと素直さが自然に共存しているところにあるのではないでしょうか。

撮影現場で全力を尽くしながら「勉強できなかった(笑)」と笑い飛ばせる自然体。

ブログでは学校・仲間・ファンへの感謝を何度も綴り、それが形式的に見えないのは、日常の言葉として使っているからこそでしょう。

人見知りを自認しながらも「現場でのコミュニケーションを楽しんでいる」と語る姿に、少しずつ成長しようとする意志が感じられます。

高校3年間でさらにどんな作品と出会い、どんな言葉を残していくのか。

現在16歳の越山敬達さんの歩みは、まだまだ始まったばかりです。

学業も、俳優業も、アイドル活動も、すべてを「大切な思い出」に変えていく彼の姿を、これからも注目していきたいと思います。