2025年の大阪万博は「家族みんなで安心して楽しみたい」という思いがある一方で、やっぱり気になるのが子どもの迷子問題ですよね。
今日は10月7日、ついに閉幕まで約1週間をきってしまいました。
昨日は天皇皇后両陛下も万博にお越しになられていたようで、いよいよフィナーレ。
大阪万博は連日の大賑わいで『大混雑』を極めているというニュースが毎日のように耳に入ります。
最終日に向かって一体何万人が来場するのか、個人的に気にはなってますが、人、人、人でひしめき合う万博会場内、少し目を離しただけで子どもとはぐれてしまうこともあるかもしれません。
そんなとき頼りになるのが、公式で用意されている『迷子リストバンド』です!
閉幕間近は特に必須です!
この迷子リストバンド使い方や配布場所を知っておけば、当日の過ごし方がぐっとラクになりますし、子ども自身も安心して会場を楽しめるようになります。
この記事では、そのサポートの内容や便利な工夫をわかりやすく紹介していきましょう!
大阪万博2025の迷子対策とは?

2025年の大阪万博は、東京ドーム約33個分の広さをほこるイベントです。
会場はとても広く、パビリオンやイベントが立ちならびます。
現在平日も20万人を超える人達が来場しています。
私が子連れで万博を訪れた9月25日も20万人を超える入場者数、とにかく人の多さに驚かされ、身動きのとりづらい1日を過ごしました。
そんな混雑した中で心配なのが「子どもの迷子」。
ちょっと目をはなしたすきに見えなくなる…そんな経験がある人も多いはずです。
私も近所のショッピングモール(田舎の閑散とした)ですら、子供の姿をうっかり見失ってしまって探し回るというヒヤリとした思いあります。
万博のスケールでそれがおきるとどうでしょう?
- 入り組んだ通路
- 人波にのまれる一瞬
- スマホも電波が混雑してつながりにくい…
想像するだけで恐ろしい・・・。
こうしたリスクにそなえるため、公式が用意したのが迷子リストバンドです。
過去の万博でも「迷子ワッペン」や「迷子シール」がありました。
そして2025年はさらに進化し、QRコードを活用。
スタッフがコードを読みとれば、すぐに保護者へ連絡が入るしくみです。
紙に名前や電話番号を書いてポケットに入れていた時代とは大ちがい。
リストバンド方式なら、なくす心配や個人情報の流出リスクもへらせます。
子どもが楽しんで身につけられるデザインなのも魅力です!

迷子リストバンドの特徴と利用法
リストバンドの一番のポイントは、公式マスコット「ミャクミャク」デザインです。
かわいらしいデザインで、子ども嫌がらずにむしろ喜んでつけてくれました!
「自分もつけたーい!ください!」と思ったのは私だけではないはず(笑)
https://t.co/DNdVd3nBBC
大阪・関西万博では、迷子を効率よく保護者に引き合わせる工夫が施されている。子どもがつけた専用のリストバンドから本人の名前や親の連絡先をたどり、迷子情報をタブレット端末などで共有。迷子放送は使わず、安全にトラブルを解決している pic.twitter.com/cRfOJeD6u8— 517acid (@517acidSeason3) May 31, 2025
特徴
- QRコードのためリストバンド自体には名前や番号は記載なし
- 防水仕様で雨や汗に強い
- カラーは5色で兄弟で使い分け
- 対象年齢はなく大人でも使用可能
仕様はQRコードになっています。
保護者の連絡先を登録すれば、スタッフがすぐにスキャンして連絡をとってくれる仕組みなのでプライバシーも安心!
私もその場でサッとQRコードをスマホで読み取り、親子の名前と電話番号を入力して完了。
2分もあれば十分で登録はとても簡単でした。
しかし、裏面をよくよく見ると手書きするスペースもあった事に帰宅後に気付きました。
意外にもアナログにも対応してくれてたんですね。

防水仕様になってはいますが、強く引っ張ると切れる程度の強度になっています。
安全を考えたつくりなんですね。
この防水がしっかり効いているところも使いやすかったです。
トイレ等の手洗いで何度も濡れましたが、破れる事や外れることなく帰りのゲートを通り抜けるまで無事でした。
カラーが豊富なのも子供にとっては嬉しいもの。
帰るころにはボロボロになりそうですが、記念にとっておきたくなりますね。
私も家に帰って、「取っておきたいから捨てないでねー!」と子供に伝えたにも関わらず、ゴミ箱にポイっとされていたのを慌てて救出してホッとしました(笑)

大人でも利用可能なので、高齢者や障がいのある方にとっても、心強いサポートになるでしょう
利用方法
- 入場後に迷子センターベビーセンターへ
- スタッフに依頼してQRコードに情報登録
- その場で子供の手首につけて完了!
配布場所・対象年齢・注意点
リストバンドは会場の複数の場所で無料配布されます。
メインは「迷子センター」と「ベビーセンター」。

迷子センター・ベビーセンターは
- 東ゲート(E32)
- 西ゲート(W56)
にあります。

出典:大阪・関西万博 公式サイト
どちらのゲートでも入場後に受け取りに行くとスムーズです!
さらにインフォメーションセンターや休けいエリア(計8カ所)でも受け取れます。
急に必要になったときでも安心ですね。
ただし、配布時間は公式に明記されていません。
(ですが、迷子センターに行けば必ず受け取れます)
私は西ゲートから入場でしたが、迷子センターの入り口前でボランティアの方が沢山手に持たれて一目で分かるように配っておられました。
子連れファミリーに積極的にお声がけされており、ありがたいなと感じながら受け取りました。
もしなくしたり、破れたりしても再発行は可能となっています。
ただし対応は迷子センターになります。
最後に、やっぱり大事なのは『子どもへの声かけ』です。
リストバンドを付けてあげる際はもちろんのこと、定期的にリストバンドの役割りや意味を説明してくださいね。
「こまったらスタッフ(お仕事している人)にリストバンドを見せてね!!」
と度々教えてあげることが、とても大事なことだと思っています。
自分を守るお守りだと伝え、簡単に外したりしないように声掛けをしてくださいね。
子供は思った以上に忘れっぽいもの・・・。
「この手に付けているのはなんだっけ? 一人ぼっちになっちゃたらどうするんだっけ?」と、時々聞いてあげて思い出させてください。
子どもとの確認事項
- リストバンドの役割を繰り返し伝える
- 外さず付けておく事を伝える
- 迷子になった時は勇気を出してスタッフに声をかけるよう伝える
リストバンド以外の迷子対策(我が家の場合)
最期におまけとして、我が家では普段子供を迷子にしないために行っている工夫があるので紹介させてください。
それは「派手な色の服を着させる!」というけっこうシンプルな事です。
が、けっこう効果あります。
家の次男は元気いっぱいのヤンチャ坊主、若干多動気味なので迷子になった事は数知れず(笑)私は常に目で追っています。
万博ではヒヤヒヤしながらもこの警備員が着るような蛍光色に人混みの中何度も助けられました。
本人も気に入っているのでヘビロテ普段着です。
さすがに「いのちパーク」での濃霧ミストではこの色でも見失い、案の定一時迷子に(汗)
慣れている長男が行方を追ってくれて無事救出されリストバンドの出番は無く済んだ、という今では笑い話になるような事もありました。
ちなみに、子供だけじゃなく親も意識してパッと目を引く色を着て過ごす事もおススメ。
私もわざわざ万博に行く直前に普段は着ないオレンジ色を準備しました。
「今日のお母さんはこの色よー!ちゃんとついてきてねー」と自分も目印になる事を大切にしました。
万博だけでなく、どんな場所でも子供の迷子対策していきたいですね。
まとめ
大阪万博に子連れで訪れる時、迷子リストバンドは子どもを守るための心強いサポートです。
ミャクミャクのかわいいデザインで、子どもも楽しみながら身につけられますよ。
本当にデザインが可愛いので、私は捨てられずに未だに持っています(笑)
配布場所は迷子センターやベビーセンター、インフォメーションセンターなど多くの拠点があるので、小さな子供と万博に訪れる際はかならず最初にゲットするようにしましょう。
ちなみに対象年齢に制限はなく、大人でも使えるのもうれしい特徴です。
大阪万博も残すところ1週間程となっているので、基本的にいつ行っても混雑必至だと考えてください。
しかし、事前に準備しておけば、安心して万博を楽しめます!
ご家庭で普段行っている迷子対策もフル装備で準備されてください。
家族での思い出を安全に残すためにも、会場についたらまずはリストバンドです。
どうぞ安全に楽しまれてくださいね!
