子供習い事

子供の習い事にラグビーを選ぶメリット!ノーサイドの精神が子どもを変える!

「ええぇーー!ラグビーさせてるの?!!すごいね・・・」

ママ友に我が子をラグビーチームに入れている事を話すとほぼこんな反応が返ってきます(笑)

だいぶ珍しい目でみられるのも楽しくなってきた今日この頃。

我が家の次男(小学2年生)と長女(未就学児)も地元のラグビーチームで毎週末に練習に励んでいます。

 

2025年10月25日(土)現在、日本シリーズが開幕したり、大谷選手活躍のワールドシリーズと世の中は野球一色。

実はラグビーの日本代表選手が出場しているチャレンジカップも開催されてるんですよ~

ラグビーと聞くと、ぶつかり合いの激しい競技という印象を持つ方も多いかもしれません。

でも最近、小学生の習い事としてラグビーを選ぶ家庭がじわじわ増えているのをご存じですか?

ラグビーは、体を鍛えるだけではなく仲間を尊重する“特別な精神”が息づいているんです。

 

ぶつかり合いだけではない魅力。

成長の土台が作られる大切な時期、ラグビーで子どもは何を学び、どんな力を身につけていくのでしょうか。

さあ、その理由をこの記事でじっくり探ってみたいと思います。

習い事にラグビーを選ぶ家庭が増加中

五郎丸ポーズが流行った10年前、2019年の日本W杯開催時にラグビーが湧きたった時期はあるものの、今だにマイナーなスポーツ。

画像引用:日本経済新聞

 

サッカーや野球にくらべれば、ラグビーの人気はまだまだ高くは無いのが現状。

でも今、じわじわと注目が集まりはじめているんです。

体力をつけてほしい」「礼儀や協調性も学ばせたい」

そんな願いから、あえてラグビーを選ぶ家庭が増えているのだとか。

 

その背景には、ラグビーワールドカップなど国際試合をスポーツチャンネルなどで気軽に観る事も出来るようになってきた背景もありますね。

テレビで熱戦を見て、憧れを抱く子どもたちも多いようです。

 

とはいえ、「ラグビー=危ない」というイメージもまだ根強いですよね。

でも、実は小学生向けのラグビースクールの多くでは“タグラグビー”が主流なんです。

体のぶつかり合いはなく、タグ(ひも)を取るだけ。

だから、安全に楽しめます。

 

しかも、ラグビーには多くのポジションがあるため、足が速くなくても大丈夫。

それぞれの子に合った役割があるのが、ラグビーの魅力なんです。

「体格が違うから不安…」「うちの子、おっとりしてるけど大丈夫?」

そんな心配があっても、ラグビーなら安心です。

月謝も2,000円〜5,000円と良心的で、道具も最小限でOK。

ちなみに、我が子が通うチームの月謝は月1000円(兄弟は500円)という驚愕の値段です。

ラグビーをする子供たちを少しでも増やしたいというラグビー愛が値段に表れているのではとよくラグビーのママたちと話してます(笑)

 

ほとんどのラグビーチームが無料体験などの機会を設けていると思うので体験だけでも気軽に出来るのでおすすめです。

日本ラグビーフットボール協会の公式サイトより、お住いの地域のラグビーチームが簡単に見つかりますので少しでも興味を持たれたら足を運んでみてくださいね!

ラグナビ(チーム検索)

 

ノーサイドの精神とは?

ラグビーには、子どもの心を育てる“特別な精神”があります。

それが「ノーサイドの精神」。

「ノーサイド」って、ちょっと不思議な言葉ですよね。

でも、ラグビーの世界ではとても大切な考え方なんです。

 

ノーサイドとは、試合が終わった瞬間に敵も味方もなくなるという意味。

勝ったチームも負けたチームも、お互いに拍手を送り合う。

ラグビーではそれが当たり前の光景なんです。

たたかいが終われば、みんな仲間。

このけじめこそ、ラグビーが大切にしている文化です。

 

とくに小学生にとって、この経験はとても大きな意味を持ちます。

勝ってもおごらず、負けても腐らない。

そんなスポーツマンシップを自然と学べるのがラグビーなんです。

試合の中だけでなく、日常の中にもその精神が息づいています。

 

 

大泉洋さん主演のテレビドラマでも話題になりましたよね!

家族で大好きなドラマで、何度涙を流しながら観た事か。

ラグビーを知らない初心者でも充分楽しめて、そして観終わるころにはラグビーに魅了されるんじゃないかと思います。

スカッとする充実感と心が満たされて励まされるストーリーですので、ラグビーを知るきっかけにもおススメです!

画像引用:ノーサイドゲーム公式サイト・ダイヤモンド社

 

私は、ドラマを見て浜畑役をされた元ラグビー日本代表キャプテンを務められた廣瀬選手のファンに一気になってしまいました(笑)

ちなみに、廣瀬俊朗さん車いすラグビーなどの障がい者スポーツ普及にも尽力されてます。

私は幸運にも地元の子供を対象にしたスポーツイベントでお会いする事が出来ました。

レジェンド“と呼ばれるのが心から納得のとても素晴らしい方でした。

スポーツ、ラグビーの魅力、そして障がい者スポーツを知るきっかけを子供たちに熱心に伝えて下さり熱い気持ちに感激した事を覚えています。

 

ラグビーが育てる礼儀とリスペクト

ラグビーでは、相手へのリスペクトを大切にします。

危険なプレーは禁止で、どんなに勝ちたい気持ちがあっても相手を傷つける行為は許されません。

また、審判の判定に文句を言うこともほとんどありません。

キャプテンだけが審判と話すルールがあり、プレー中も落ち着いた態度が求められます。

これはまさに礼儀とけじめを重んじる教育そのものではないでしょうか。

画像引用:日本ラグビーフットボール協会

 

ラグビー教室では、プレー以外でも「ありがとう」や「ごめんなさい」が自然と飛び交います。

うちの子達のチームではパスの練習の際に相手の名前を呼び合いながら「〇〇パス!!」と何度も何度も真剣に声を掛け合って言葉を伝えあう事も重視されています。

 

そしてどんなチームでも試合が終わればノーサイド。

その瞬間、子どもたちの目が変わります。

おたがいに手をたたき合い、笑顔でグラウンドをあとにする姿。

その光景は、とても清々しく保護者の心にも深く残るはずです。

 

ラグビーで子どもが変わる理由

ラグビーの魅力は、体力だけではありません。

心、考え方、行動――。

子どもを変える力が、ラグビーにはあります。

まず、全身を使うスポーツなので、体の使い方がうまくなります。

走る・ジャンプ・パス・タグを取る。

そのすべてがトレーニングです。

 

 

そして最大の特徴は、「チームで動く」こと。

ひとりでは何もできません。

仲間と声をかけ合い、助け合いながら動く。

ラグビーにはポジションごとの役割があり、速さや強さだけでなく、地道なプレーや細やかな気配りも評価されます。

運動が苦手でもできることがある

それが、子どもの自信や前向きな気持ちにつながるのです。

 

さらに、ラグビーは頭も使うスポーツです。

相手の動きを見て、瞬時に判断。

どこにパスを出すか、走るタイミングはどうするか。

この繰り返しで、判断力や集中力が自然と身につきます。

「ラグビーを始めてから、勉強にも集中できるようになった」

そんな声もよく聞かれますよ。

 

ラグビーだけでなく、その他のスポーツでも同じように言えますよね。

子供のうちから身体を動かして色々な動きを経験する事で、身体の使い方を覚える。

そして怪我をしにくくなるというメリットはとてもあると思います。

まとめ

ラグビーは、まだまだメジャーとは言えない習い事かもしれません。

でも、その中には体と心を育てるヒントがたくさん詰まっています。

ノーサイドの精神にふれ、仲間といっしょに汗を流す時間。

子どもたちはきっと、少しずつたくましくなっていくはずです。

スポーツの秋、何させようかなと迷っているなら――。

ラグビーという選択肢を、加えてみてはいかかでしょうか?

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