2025年の大阪万博が幕を閉じました。
「あの熱気をもう一度感じたい!」そんなふうに思っている人も、きっと少なくないはずです。
私のようにミャクミャクグッズを未だに追い求めたり、大阪万博の動画や写真で思い出に浸っている人が沢山いることかと思います。
完全に万博ロスですね(笑)
夢洲に心を置いてきてしまっている(私を含めた)人達に、是非注目して欲しい2027年に横浜で開催予定の花博をご紹介したいと思います!
大阪万博が終わってしまって、寂しい気持ちを少しでもワクワクに変えるために横浜花博を知る事から始めませんか?
2027年横浜花博・トゥンクトゥンク
大阪万博の閉幕日に登場❗️「GREEN×EXPO 2027」への
バトンタッチセレモニー山中竹春・横浜市長
「大屋根リングの一部再利用したい」https://t.co/cQztoErXn1#大阪・関西万博 #EXPO2025 pic.twitter.com/L9aZsVLTON— オリコンニュース (@oricon) October 14, 2025
万博と花博ってそもそもどう違うの?という疑問や、大阪万博と横浜花博の比較をすることでイメージを膨らませましょう!
華やかさの中に、自然と共生する未来を描くこのイベントは、万博とはまたちがった楽しさがあるはず。
次に体験できるのは最先端のテクノロジーの先ではなく、花や緑が描く未来の暮らしなのかもしれません。
花博と万博の違いとは?
「花博」と「万博」。
なんとなく似た名前ですが、中身はまったくの別物です。
たとえば、万博といえば、未来のテクノロジーがぎっしり詰まった展示やパビリオン。
一方で、花博といえば、色とりどりの花や自然に囲まれた空間を思い浮かべる人が多いでしょう。
でも、実際にはどこがどう違うの?と疑問に思ったことはありませんか?
じつは、両者は主催団体・テーマ・目的・規模まで違います!
万博は、BIE(国際博覧会事務局)が認定する国際イベント。
未来社会をテーマに、科学・医療・産業技術などを世界中の国々が披露する場です。

画像元引用:BIE(国際博覧会事務局)ホームページ
一方で花博は、AIPH(国際園芸家協会)が認定する、園芸や自然に特化した国際イベント。
花や緑を通じて、持続可能な社会や自然との共生を提案しています。

画像元引用:AIPH(国際園芸家協会)ホームページ
ざっくりまとめると、こんなちがいがあります。
項目 | 万博 | 花博 |
---|---|---|
認定団体 | BIE(国際博覧会事務局) | AIPH(国際園芸家協会) |
テーマ | 科学・未来・技術革新 | 自然・環境・緑化 |
規模感 | 数千万〜数百万規模の来場者 | 数百万規模の来場者 |
代表例 | 2025年に開催された大阪万博 | 1990年大阪花博(国際花と緑の博覧会) |
つまり、万博は未来を見せる場所、花博は自然と共に生きる未来を考える場所。
目的も体験できる内容も、まったく違うんです。
2027横浜花博と大阪万博を比較!
では、実際に大阪万博(2025年開催)と、これから開催される横浜花博(2027年)を比較してみましょう。
どちらも「国際博覧会」ではありますが、方向性は真逆です。
会場のちがい
大阪万博は、大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)という人工島で行われました。
海を埋め立てて作られた会場で、アクセスや地盤の問題が注目されたのも記憶に新しいですよね。
一方、横浜花博の会場は、旭区と瀬谷区にまたがる旧上瀬谷通信施設跡地。
画像引用 横浜市公式ホームページ
自然が多く残されているエリアで、川や谷戸の地形も活かされた、“里山のような空間”が特徴です。
ちなみに、関東圏以外の方がイメージされる「横浜」とはかけ離れたエリアですよー(笑)
私も数年、横浜市民だった事もあるのですが、こんな場所で万博が!?とちょっとビックリしてます。
以前住んでた大和市や青葉区に近いのですっごく楽しみな反面、万博の最寄り駅は私の中であまり特徴のない駅の印象です。(ごめんなさい)
アクセスがどのように整備されるのか今後注目したいところです!
規模と予算のちがい
大阪万博は、総事業費が約2,350億円。
161か国が参加し、パビリオンも約60、まさに「世界最大級」でした。
それに対し、横浜花博は会場整備費約417億円。
出展数は調整中ですが、内容は園芸や緑化、自然との共生が中心。
派手さよりも“暮らしに寄り添った提案”が魅力です。
展示内容のちがい
大阪万博では、AI・医療・宇宙開発・未来の生活など、技術の集大成が並びました。
横浜花博では、サステナブル農業・都市緑化・庭園文化など、自然とつながる暮らし方を中心に体験できます。
私は花博はのんびりと自然を感じながら過ごすようなイメージが湧いてきましたよ~。
ガーデニングや水耕栽培にチャレンジしたこともある私にとって、どんな展示が観られるのか凄くワクワクしてきます。
マスコットのちがいも面白い!
そして、万博というイベントには欠かせないマスコットキャラにも注目です。
大阪万博の「ミャクミャク」は、すっかりおなじみ大人気のクセ強キャラ。
一方、横浜花博の「トゥンクトゥンク」は、ゆるキャラ系でかわいいと評判!
それぞれのキャラが、イベントの雰囲気を物語っていますね。
首相官邸でもミャクミャクからトゥンクトゥンクへとバトンタッチ行われていたそうです。
この動画での石破首相とミャクミャクのやり取りにまた私の涙腺が・・・。
去年の12月から官邸のエントランスでみんなを歓迎してくれたミャクミャクの離任式をとりおこないました。次は園芸博のトゥンクトゥンクが来るそうです。 pic.twitter.com/WdbXpZ3ghL
— 石破茂 (@shigeruishiba) October 14, 2025
横浜花博2027の開催地とアクセス!
さて、そんな横浜花博。
実際に「どこで?どうやって行けるの?」と気になるところですよね。
会場はどこ?
会場は、旧上瀬谷通信施設跡地(横浜市旭区・瀬谷区)。
広さはなんと約100ヘクタール(東京ドーム約21個分)もあります。
自然が豊かで、川や谷戸地形もある、都市の中の“緑の大地”です。
アクセスは?
最寄り駅は、相鉄本線「瀬谷駅」。
駅から徒歩約15分の距離に会場があります。
そのほか、以下の駅からシャトルバスの運行も予定されています。
- 相鉄線「三ツ境駅」
- JR横浜線「十日市場駅」
- 東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」
さらに、羽田空港や横浜駅からの直行バス運行も検討中とのことです!

引用元:鉄道プレスニュース(画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット)
周辺も再開発中
会場周辺では、三菱地所による再開発計画が進んでいます。
花博だけで終わらず、その後も新しい街づくりへとつながっていく予定。
“イベントで終わらない価値”が、ここにはあります。
まとめ
大阪万博の熱狂から少し時間が経った今。
次のステージとして注目されているのが、2027年の横浜花博です。
テクノロジーに興奮したその後は、自然と向き合う時間を体験してみませんか?
日常の中にある「幸せの風景」を感じられる場所が、もうすぐ横浜に誕生します。
大阪万博が大盛況で終わったからこそ、横浜万博も盛り上げていきたいものですね!
さあ、私もトゥンクトゥンクのグッズを探してみようと思います!
といいいつつ、今朝子供に「ミャクミャク柄の水筒が欲しー!!」と言われ、ネットでポチっと探そうかなと思っているところです(笑)
大阪万博ロスも楽しみつつ、今後の気持ちは花博を目指したいと思います!