2026年3月18日、YouTubeに一本の動画が投稿されました。

タイトルは「チャンネルがーどまんが解散した時の監視カメラの映像を公開します【2026年3月11日】」。

登録者318万人超を誇る人気チャンネルのリーダーが、自らのトラブルをまるごと世間にさらすという、前代未聞の内容でした。

過去に何十回も「引退します」「解散します」と言っては撤回してきたグループだけに、最初は「またドッキリか」と思った人も多かったのではないでしょうか。

でも今回は、様子が違いました。

37分を超える監視カメラの映像には、怒鳴り声、土下座、泣き崩れる場面が、そのまま収められていたのです。

相方のMY、初期メンバーの山ちゃん、編集担当のワタナベマホト……主要メンバー約10名が一斉に離脱するという、まさに内部崩壊と呼ぶほかない事態です。

月収が200万円から180万円に下げられた編集者の不満、がーどまん側が主張する3500万円の借金未返済問題、そしてリーダーのキレ癖によるパワハラ疑惑まで、普段は見えないYouTubeチームの裏側がこれでもかと噴き出しました。

この記事では、一連の出来事を時系列で整理しながら、真相に迫っていきます。

チャンネルがーどまんが解散したのは本当?

今回の解散は、おそらく本物です。

過去のがーどまんを知っている人なら、「どうせまたネタでしょ」と感じるのも無理はないでしょう。

税金問題、事務所トラブル、メンバーの私物売却……これまでの「解散宣言」はほぼすべてが企画の一環で、結末はいつも「ドッキリでした!」のオチでした。

では、なぜ今回は違うと言えるのでしょうか。

監視カメラ映像という「動かぬ証拠」

一番大きな根拠は、監視カメラの映像を本人が公開したという点です。

37分以上にわたる映像には、がーどまんが店舗に乗り込んで激昂するシーン、その後に土下座するシーン、そして泣き崩れる場面までが収められています。

これだけ生々しい素材をドッキリとして使うのは、さすがに無理があります。

脱退組のメンバー全員がグルで演じていたとしたら、あのリアルさの説明がつかないからです。

さらに、残留メンバーのブッダが別動画で「完全に無脚本だった」「がーどまんが車内で泣き崩れるのを見て、健康面まで心配になった」「今の方が寝れてない」と証言しています。

他のYouTuberであるシバターがリアルタイムでがーどまんに電話確認したところ、「ガチです」と直接答えたとのことで、シバター自身は「65%ガチ」と推測しています。

完全に断定はしていないものの、複数の証言が重なる以上、「今回はリアルな崩壊だ」という見方が主流になるのも自然なことではないでしょうか。

 

解散後の体制を整理すると

がーどまん(27歳)はリーダーとして残り、ブッダやガミックスといった残留スタッフと共に活動を継続する予定です。

チャンネル名は「がーどまん+」への移行も噂されており、3月28日からはPOPUPイベントも予定されています。

一方で離脱したのは、長年の相方だったMY、初期メンバーの山ちゃん、編集担当のワタナベマホト、マチョリティーを含む約10名規模のスタッフです。

3月17日にはがーどまん本人がXで「メンバーが僕以外辞めました」と事前報告しており、その時点で状況を把握していたファンも少なくありませんでした。

過去のドッキリとの決定的な違いは、誰も笑っていないことです。

映像を見た視聴者の多くが「これは本物だ」と感じたのは、笑いに変換できないリアルな感情がそこに映っていたからでしょう。

解散理由の決定打は編集データの行き違い?

すべての始まりは、一本の旅行動画の編集ミスでした。

とはいえ、編集の行き違いだけで318万人規模のチャンネルが崩壊するはずはありません。

この出来事はあくまで「最後の一滴」で、コップにはすでにギリギリまで水が溜まっていた状態だったのです。

時系列を追いながら、あの大口論がどうして起きたのかを見ていきましょう。

 

3月8日〜11日、何が起きていたのか

①3月8日、旅行動画の撮影データがワタナベマホトに渡されます。

②3月10日、届いた編集データの内容ががーどまんの指示とまったく異なっていることが発覚しました。

実際の原因は「メンバーがデータを投げ忘れていた」という認識のズレだったとされていますが、がーどまんはかなり強い口調でマホトを責めたといいます。

ここから話が複雑な方向に転がっていきます。

この件をきっかけに、マホトを中心とした人たちがLINEグループを作り、がーどまんへの不満を持つ関係者を集め始めたのです。

がーどまんはそのグループの存在を別のルートから知ることになり、当然パニック状態になったと動画内で語っています。

③3月11日、がーどまんが経営する店舗「マッシュルーム」の監視カメラには、約10名が集まっている様子が映っていました。

それを確認したがーどまんは、すぐさま店舗に乗り込みます。

「1週間なんで連絡飛ぶねん」「お前、殴ってこいや!殴り合おうよ!殴らな分からんやろ?お前来いよ、1回殴ってこい!」

映像の中の怒鳴り声は、どこにでもある職場の感情爆発のようでいて、それが300万人に見られているという異様さもあります。

 

土下座しても決裂した理由

口論は編集データの話から給与問題に移り、日頃の態度への批判、さらには借金の話まで次々と飛び出しました。

がーどまんは途中で土下座をして謝罪する場面もありましたが、MYから「キレ癖を直さない限り無理」「変わるか、やめるかだけです」という最後通告に近い言葉を突きつけられます。

「最後に2人で話したかった」「1対1で話したかった」と後悔を口にしながら、最終的に全員との決裂を受け入れることになりました。

10人に囲まれた状況について、ネット上では「それはリンチみたいなものでは」という批判の声もあります。

MYは後日の動画で「詳しくは言えないが難しい」と釈明しており、状況の解釈は今も人によって分かれているのが実情です。

どちらの側にも言い分はあった、ということだけは間違いなさそうです。

裏側にあった深刻な金銭トラブルとパワハラ疑惑

怒鳴り合いの裏には、長年にわたるお金の問題が複雑に絡み合っていました。

表面上のトラブルだけ見ると「編集の行き違いで大騒ぎ」のように映りますが、実際はそんな単純な話ではありません。

金銭面の不満、リーダーシップの問題、メンバーそれぞれが抱えていた借金と疑惑。

それらが何年もかけて積み重なった結果が、あの3月11日だったと見るのが自然でしょう。

 

マホトへの月200万円と3500万円の借金

まずマホトの給与問題から整理します。

マホトはもともと月200万円という、編集者としては破格の報酬を受け取っていました。

YouTubeの収益が低下するなかで180万円に減額されたことへの不満が、今回の騒動の一因となっています。

がーどまん側の言い分は、かなり強烈です。

「編集者に月200万払う奴がどこにおるんですか」「180の何がダメなんだ」と声を荒げながら、さらにこんな主張もしていました。

マホトには3500万円を超える借金があり、がーどまんがすべて肩代わりしたというのです。

示談金や弁護士費用を含む膨大な金額で、しかも1年以上返済ゼロだったと語っており、正直これには驚かされました。

そのうえでの給与減額への不満と考えると、がーどまん側の怒りも理解できなくはないのではないでしょうか。

MYが訴えたキレ癖とパワハラ疑惑

一方で脱退メンバー側にも言い分はあります。

問題はお金だけではなく、日頃のがーどまんの態度そのものでした。

カメラマンへの怒鳴りつけ、現場が萎縮する雰囲気、精神的に限界を迎えたスタッフがいたとの噂まであります。

MYが口にした「キレ癖を直さない限り無理」という言葉は、給与うんぬんとは別次元の訴えだったのでしょう。

相方として10年近く一緒にやってきたMYが、そこまで言わなければならなかった重さは、素直に受け止めるべき部分があると感じます。

山ちゃんについてはさらに複雑で、ギャンブルによる多額の借金問題や、がーどまんや母親への金銭要求疑惑まで取り沙汰されています。

がーどまん自身は「みんなの借金を肩代わりしてきた」「収益が半減しているなかでポケットマネーを補填し続けてきた」と語っており、チームの財政構造そのものが限界に達していたことがうかがえます。

客観的に整理するなら、がーどまんは「経営者として無理をしすぎた面」と「リーダーとして感情をコントロールできなかった面」の両方を抱えていた、ということになるのかもしれません。

脱退組については「恩を仇で返した」という見方も根強いですが、長年の積み重ねが人を追い詰めていった側面も否定はできないでしょう。

ネット上ではがーどまん擁護の声が多数を占めていますが、どちらが完全に正しいという話ではなく、複数の歪みが同時に崩れ落ちた、そんな構図に見えます。

解散後のがーどまんと元メンバーの今後

がーどまんは、今も燃えています。

「抜けたヤツら全員、後悔させたろうと思っています」「続けた方が良かったなって絶対思わせたろうと思っています」

解散発表の動画でそう口にしたがーどまんの言葉には、怒りというより、執念に近い決意を感じます。

キレ癖は直す、残ってくれたスタッフは幸せにする、と明言しており、別動画では実家に帰って母親と話すシーンも公開されました。

お母さんが「あんなヤツ(マホト)を助けるからこうなる」と本音を語り、がーどまんが涙をこぼす場面は、妙にリアルで印象的でした。

 

がーどまんは本当に立て直せるのか

がーどまんがこれからどこまで立て直せるかは、正直まだ見えていません。

登録者318万人という規模は残っているとはいえ、主要メンバーがごっそり抜けた状態で同じ熱量の動画を出し続けるのは、体力的にも精神的にも相当なことです。

ただ、過去に何十回もの引退宣言を撤回し、その都度這い上がってきた人物でもあります。

「見返してやる」という言葉を、軽く見ない方がいいかもしれません。

 

脱退組それぞれの現在地

一方の脱退組はどうでしょうか。

MYは3月23日頃に個人動画を投稿し、「10年間ありがとう。ただこれ以上続けるのは難しい」とファンへの感謝とがーどまんへの気持ちを語りました。

恨み節というよりも、疲れ果てた人が静かに区切りをつけるような内容で、やきとりボーイズのオリュウがMYを擁護する動きも見られました。

山ちゃんも別動画で釈明しており、今後は個人活動や他チャンネルとのコラボが考えられますが、金銭問題のイメージがどこまでついて回るかは未知数です。

マホトについては、現時点でほぼ沈黙が続いています。

もともと2度の逮捕歴(児童ポルノ禁止法違反など)を経て事実上の引退状態だったところを、がーどまんが「最後の頼みの綱」として迎え入れた経緯があります。

マホトの復帰を匂わせる情報が出るたびに炎上しており、「恩知らず」「3500万返せ」という声がネット上を飛び交っています。

何らかの形で再始動しようとすれば、相当な逆風が待っているでしょう。

 

YouTube業界に残した衝撃

この一連の騒動が、YouTube業界全体に投げかけた問いは小さくないと感じます。

「過激なことをやり続けることで人気を保つ」というやり方には、どこかで必ず人間的な限界がやってきます。

家を壊したり、仲間にひどいドッキリを仕掛けたりすることを「エンタメ」として消費し続けるうちに、関わる全員の精神と信頼関係が少しずつ削られていくのではないでしょうか。

チャンネルがーどまんの解散は、その構造が一気に噴き出した瞬間だったのでしょう。

がーどまんが本当に見返してみせるのか、脱退組が新たな場所で再起するのか。

今後の展開から、目が離せません。