2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、日本のスノーボード界を長年支えてきた斯波正樹選手が、まさかの失格となってしまいました。

原因は、なんと禁止されているフッ素系ワックスの検出。

しかし、状況は不可解で、斯波選手本人は潔白を強く主張しています。

一体何が起きたのでしょうか?

単なるミスなのか、それとも外部からの妨害なのか?

この記事では、今回の騒動の真相に深く迫ります。

一体何が原因だったのか、今後の調査で何が明らかになるのか、ぜひ一緒に見ていきましょう。

画像引用:Tver

斯波正樹の失格判定に疑問の声?

2026年2月8日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのスノーボード男子パラレル大回転予選でのこと。

斯波正樹選手(39歳)は、1回目の滑走直後のワックス検査で失格(DSQ)という判定を受けてしまいました。

国際スキー・スノーボード連盟(FIS)によると、板の滑走面後方部分から禁止物質であるフッ素系ワックスが検出されたとのこと。

しかも、十数回以上の再検査でも陽性判定は覆らなかったそうです。

FISは2023-24シーズンから、環境負荷と健康リスクを考慮してフッ素系ワックスの使用を全面禁止にしているんですよね。

違反すれば即失格という厳しいルールです。

画像引用:サンスポ

しかし、斯波選手の主張は違います。

「これまでワールドカップで同一の板・ワックス構成を用いており、毎試合の検査で陽性が出たことは一度もない」

と訴えているんです。

さらに、検出箇所が「左足より前方ではゼロ、後方にかけて明確な反応」

という偏った結果である点も、不自然だと指摘しています。

確かに、ちょっとおかしいですよね。

 

また、大会期間中は宿泊地とワックスキャビンが離れていたため、いつも依頼しているプロのサービスマンではなく、チームコーチにワックス作業を依頼していた点も、普段と異なる状況だったようです。

そして、非公式の再検査では、同一ワックスを塗布した予備ボードや陽性部分以外の箇所でフッ素が検出されなかったという報告もあります。

これでは、一体どうやってフッ素が付着したのか、ますます謎が深まりますよね。

  • フッ素系ワックス検出で失格
  • 再検査でも陽性判定
  • 検出箇所に不自然な偏り
  • コーチへのワックス依頼が通常と異なる

 

自腹2千万円で活動する覚悟と動機

斯波選手は、実はメダル候補のようなトップ選手ではありません。

それでも、年間約2000万円以上もの活動費をほぼ全額自己資金で賄い、競技を続けているベテラン選手なんです。

2018年平昌オリンピック出場後、スポンサー収入が限られる中で、資金調達からトレーニングまで自力でこなすという、異例のキャリアを歩んできました。

この2000万円という金額には、遠征費(1シーズン約800万円)、装備費(約500万円)、コーチングやサポートスタッフへの謝礼(約300万円)、その他雑費(約400万円)が含まれると推測されます。

すごい金額ですよね。

画像引用:スポニチ

本人は「意図的に禁止物質を使用し、キャリアや信頼を損なう合理性はない」と強く訴えています。

失格という大きなリスクを冒す動機が全くない、ということですよね。

過去の大会では、全試合のフッ素検査で陰性を維持しているんです。

それだけに、自ら信頼を壊すような行動は考えにくい、というのが周りの見方なんです。

 

さらに、39歳という年齢を考えると、今後のキャリア継続も厳しい状況です。

不正による失格が及ぼす影響は、金銭的にも精神的にも計り知れないものがあるでしょう。

  • ①年間2000万円以上の活動費を自己負担
  • ②不正をして信頼を失うリスクの大きさ
  • ③過去の大会では全試合検査で陰性

 

工作の可能性は?今後の調査に注目

現在、失格の原因究明のために、斯波選手と全日本スキー連盟はワックスキャビン付近の監視カメラ映像を確認する予定です。

これが真相解明の鍵となるかもしれませんね。

現時点での公式発表では「不正使用」とされていますが、板の保管場所への第三者の不正アクセスや、意図的な妨害の可能性もネット上では憶測を呼んでいます。

FISの報告によると、大会期間中のワックスキャビンは複数のチームが共有する環境であり、セキュリティ体制は万全とは言えないようです。

 

そういった状況も、憶測を呼ぶ一因になっているのかもしれません。

斯波選手は「誰かが意図的に私を陥れる理由は考えにくい」

としながらも、真相を知りたいと発信を続けています。

本当に、何があったのか気になりますよね。

今回の失格という結果は覆らないものの、原因が明らかにならなければ、同様の事態が他の選手にも起こりうる可能性があります。

 

それだけに、今後の調査結果に注目が集まっているんです。

今回の件で、フッ素系ワックスの禁止というルールが、環境負荷だけでなく選手の健康を守る目的で導入されたことを改めて認識しました。

しかし、検査の精度や検出基準には、まだ議論の余地があるのかもしれません。

微量の付着でも陽性と判定されるケースがあり、過去には他選手の装備からの「二次汚染」が原因とされた事例も報告されているんです。

 

意外な事実ですよね。

また、斯波選手のように自己資金で活動するアスリートは、資金面での制約から専属スタッフを常時確保することが難しい場合があります。

そういったイレギュラーな状況下で、リスクが高まるという背景もあるのではないでしょうか。

ちなみに、フッ素系ワックスは滑走性能を高める効果がある一方で、自然環境に残留しやすく、分解に数百年を要する物質とされています。

 

だからこそ、代替品としてパラフィンワックスなどが推奨されているんですね。

ただ、性能面で劣ると感じる選手も少なくないようです。

今回の騒動をきっかけに、検査体制やルールの運用について、より公平で透明性の高いものになることを期待したいですね。

そして、何よりも斯波選手が納得できる形で、真相が解明されることを願っています。